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ダイヤモンドの4C


4CとはCut(カット/研磨)、Color(カラー/色)、Clarity(クラリティ/透明度)、Carat(カラット/重さ)の頭文字をとったもので、ダイヤモンドを評価する4つの基準です。
これはアメリカのGIA(米国宝石学会)が定めたもので、日本で鑑定する際にもGIAの基準をもとにグレーディングが行われ、鑑定書が作成されます。

※鑑定の基準は変更されることもあり、常に一定の基準というわけではありません。


Cut(カット/研磨)


4Cの中で最も重要と言えるのがカットです。それは4つの評価基準の中で唯一人の手が加えられる部分だからです。カットの角度と光の屈折率を生かし、ダイヤモンドの輝きを高めたり、色を強調することもできます。
カットはプロポーション(サイズや角度と形の良し悪し)とフィニッシュ(研磨の状態や左右対称の度合い)によって総合評価されます。
最高の「エクセレント」から「プアー」まで5つの段階があります。
EXCELLENT > VERY GOOD > GOOD > FAIR > POOR

カットの形状には下記のようにたくさんの種類があります。
多いのは丸いラウンドブリリアントカットで、ダイヤモンドに最も適したカットと言われています。

ブリリアントカット


すべての稜線がガードル(外周)を横切る面の取り方をしているのが、この「ブリリアントカット」の特徴です。この手法によりダイヤモンドの輝きが外に向かって放たれ、美しい虹色の世界を作り上げます。

ラウンドブリリアントカット
最もオーソドックスなカッティングで、エンゲージリングの定番にもよく用いられます。58面体のカットでダイヤモンドの魅力を最大限に引き出し、まばゆい輝きを導きます。
ハートシェイプ
ロマンティックな形が人気のハートシェイプ。マックルと呼ばれるダイヤの原石からカットされますが、カットが可能な原石が少なく無駄も多いため、高価になります。
ペアシェイプ
洋ナシ(英語で“pear”)をかたどったのがこのペアシェイプカット。片方だけ尖った先端が指をより美しく見せ、大人の風格をかもし出します。
オーバルカット
ラウンドブリリアントカットの楕円型ということで、こちらもオーソドックスなカット。美しい輝きがダイヤモンドの気品を表現しています。
マーキースシェイプ
両側がつんと尖ったエレガントなカット。マーキースとは「公爵夫人」という意味で、ルイ15世の愛称ポンパドゥール公爵夫人を彷彿とさせるためにつけられた名前だといいます。優美でクラシックな趣にあふれたカットです。


ステップカット


すべての面がガードル(外周)と平行にステップ状(階段型)につけらているために、こう呼ばれます。この方法により、氷のような透明感がある輝きが表現できます。素材の良さが要求されるカットで、複数を並べて使われる場合も多いです。

エメラルドカット
シャープで理知的な形が魅力のエメラルドカット。エメラルドによく使われるカットなのこう呼ばれます。落ち着いた雰囲気を持ち、年を重ねても違和感なくつけられる形といえます。


テーパー(上)/スクエア(中央)/バゲット(下)
テーパー、スクエア、バゲットは、メインの石を飾る脇石によく使われるカットです。


プリンセスカット


シャープで理知的な形が魅力のエメラルドカット。エメラルドによく使われるカットなのこう呼ばれます。落ち着いた雰囲気を持ち、年を重ねても違和感なくつけられる形といえます。


Color(カラー/色)


ダイヤモンドは無色透明なイメージですが、無色透明なダイヤモンドはほとんどないと言っても過言ではありません。黄色みがかったものが多く、微妙な色みの違いも評価に大きな影響を与えます。ファンシーカラーダイヤモンドを除き、無色透明なものを最高ランクのDカラーとして、以下黄色みの強さに応じてアルファベット順にZカラーまで等級が分かれています。

Color(カラー/色)


Clarity(クラリティ/透明度)


クラリティはダイヤモンドの透明度を示します。熟練の鑑定士によって10倍に拡大したダイヤモンドの内部や外部のインクルージョン(内包物)やプレミッシュ(ダイヤモンド表面の傷の状態)などが検査され、グレーディング(鑑定)されます。
ダイヤモンドは天然の鉱物なので結晶化する際に自然に傷や亀裂ができますし、原石を研磨する際にも傷が生じる場合が多いです。なので、全くインクルージョンやプレミッシュがないものは「フローレス」と呼ばれ、希少価値が高いのです。
クラリティのグレードは10倍に拡大してもインクルージョンやプレミッシュが見当たらないFL(フローレス)から肉眼で欠点が発見できるI(ピケ)まで11段階に細かく分類されています。

Color(カラー/色)


Carat(カラット/重さ)


カラットは大きさを表していると勘違いされることが多いですが、カラットとは質量を表す単位です。1カラット=0.200グラムと規定されています。一般的にctと略して表記されます。カラット数が高くなればなるほど価値も上がります。しかし、同じカラット数のダイヤモンドでも他の3つの要素(カット、カラー、クラリティ)の組み合わせで、その価値は大きく変化します。

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